鶴見製紙の工場見学で実感!トイレットペーパーになるまでの紙の物語
こんにちは!松戸営業所のエイジくんです。
今回は、古紙リサイクルの「その先」を見に、埼玉県川口市にある鶴見製紙株式会社さんの工場を見学させていただきました!
私たち斎藤英次商店は、日々段ボールや新聞・雑誌などの古紙を地域から回収し、製紙メーカーさんにお届けしています。
でも、「その古紙がどこでどう再利用されているのか?」は、実際なかなか見えにくい部分。
今回は、そんな紙の再生の現場を、しっかりこの目で見てきました!
鶴見製紙さんってどんな会社?
鶴見製紙さんは、100%古紙原料でトイレットペーパーを製造している老舗の製紙メーカーさん。
昭和6年創業の歴史ある会社で、企業や自治体、家庭から集められた古紙を活かし、私たちの暮らしに欠かせない製品を作っています。
この時点でもう「すごい!」と思ったのですが、工場の中に入ってさらに驚きました。
古紙がトイレットペーパーになるまで
工場では、以下のような工程でトイレットペーパーがつくられていました。
古紙がトイレットペーパーになるまで
集められた古紙はまずチェックされ、紙質や異物混入の有無を確認。
2 溶解・洗浄
紙は細かく裁断され、水と一緒にドロドロに溶かされます。インクやホチキス針などもこの段階で取り除きます。
3 抄紙(しょうし)工程
きれいになったパルプを専用機械で薄くのばし、シート状に。これが乾かされ、トイレットペーパーの元となるロールになります。
4 加工・パッケージ
最後にジャンボロールをカットし、1本ずつのトイレットペーパーに加工。袋詰めして出荷されていきます。
「こんなにたくさんの工程を経て、あの1ロール”ができていたのか…」
改めて紙のありがたみを感じました。
工場を見学して気づいたこと
一番印象的だったのは、一枚の紙ができるまでに、たくさんの人の手と技術が関わっているということ。
普段は“ゴミ”として見られがちな古紙も、きちんと分別・回収され、適切な手を加えることで、新しい命を吹き込まれるんです。
紙の再生に関わるという誇り
斎藤英次商店では、古紙の回収という入口を担っています。
でも、その先にこうした現場があるからこそ、リサイクルは意味を持ち、社会に役立つものへとつながっていくのだと、今回の見学を通して実感しました。
私たちの仕事は、小さなようでいて、暮らしを支える紙の循環に欠かせない存在なんだと再確認できた気がします。
最後に
当たり前のように使っている「紙」ですが、その背景には多くの人の技術と努力があります。
そして、どこかで誰かが資源を活かし、支え合っているからこそ、私たちは何不自由なく暮らせている。
「ありがとう」は、この世界を繋ぐ、大切な言葉。
当たり前に感謝を。
これからも、斎藤英次商店は紙の価値と、人と人のつながりを大切に、リサイクルの現場を支えていきます。
それではまた次回!
このブログが「紙のリサイクルってこうなってるんだ!」という気づきのきっかけになれば嬉しいです。
「古紙リサイクルについてもっと知りたい!」という方は、ぜひお気軽にご相談ください!
Special thanks for 鶴見製紙株式会社様
バーチャル工場見学できるので、ぜひ見てみてください!!
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