缶バッジ不足でアクリルグッズ急増中!いま注目の業界動向
缶バッジ不足の裏側と次の一手とは?
こんにちは、斎藤英次商店マーケティングチームです!
本日は、当社が展開する事業のひとつ「内職市場」のクライアント様からうかがった興味深い情報についてのこぼれ話です。
※企業名を出さないことで掲載の許可をいただきました。
そのこぼれ話とは【缶バッジ】について。
企業ノベルティや販促グッズ、最近では推し活アイテムなどでも人気の高い缶バッジですが、実は今つくれない状況が続いているという話を聞きました。
安全ピンの取り付けやシール剥がし、製缶などを内職事業で請け負うこともある缶バッジですが、その製造自体が「中国の拠点でオーバーフローしている」というのです。
理由としては、需要が多すぎて缶バッジ制作の材料が不足しているためです。
それくらい缶バッジ人気が高まっていたのです。
販促グッズ以外にも、カプセルトイやファッションアイテムとしても見慣れた缶バッジがつくれない状況で、ノベルティやグッズを必要としている企業はどうしているのか。
今回情報をくれたクライアント様いわく「缶ではなくアクリルでのノベルティ・グッズ制作に切り替えている」との回答でした。
実際このクライアント様もアクリル素材のノベルティについて当社へ発注くださり、内職市場にてマスキングシール剥がしや部品取り付け、袋詰めなどを請け負っております。
ちなみにアクリルとは、プラスチックの一種で、透明度が高く、プリントもキレイにできるため、ロゴやキャラの表現もしやすく、キーホルダーやアクリルスタンドなどグッズ制作においてもともと汎用性の高い素材でした。
それがここ最近の缶バッジ不足により、ますますアクリル需要が高まったということです。
ただ「缶バッジからアクリル製グッズへ完全にシフトしてしまったわけではない」というのがクライアント様の見解です。なぜなら、缶バッジの方がコストが低く制作工程も簡単で、その一方、アクリルはパーツが多くなると制作コストも上がってしまうため、完全にアクリルへの移行にはならないとのこと。「ただし、あと1年ほどは缶バッジ不足の状況が続くのでは」という予想でした。
以上、クライアント様からうかがった「缶バッジ不足」にまつわるお話でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今後もこうした業界の動向やトピックを皆様にお届けできるよう努めてまいります。
引き続き、斎藤英次商店および「内職市場」をどうぞよろしくお願いいたします。
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