タイ出張レポート~工場編①~
こんにちは、斎藤英次商店 貿易担当です。
昨年12月に3泊4日タイへ出張に行ってきましたので、その様子をご紹介させていただきます。
この度ご縁があり、タイへ古着を輸出したことから、実際に当社で積んだコンテナを追いかけてタイへ渡り、
在庫や作業工程、古着の品質、プレス機の働きなどを見学させていただきました。
こちらの工場は、1ヘクタールという広大な土地に建てられており、コンテナトラックも容易く入る広さで驚きました。
実際に、当社で積んだコンテナの荷下ろし作業を拝見しました。
数週間前に日本で積んだものが海を渡り、荷下ろしされている姿を見て、とても不思議な感動を覚えました。
「日本積込み時の様子」 「タイで荷下ろし時」
輸入された古着はベールされているので、先ずベールをほどきます。ほどいた古着の選別はコンベアに載せて人力で仕分けしていきます。1 Lineあたり8人で、品目、品質別にそれぞれ担当制を敷いていました。
工場に入荷された古着は、服の種類別、品質別に選別され、アフリカやアメリカなどへ輸出するためにベールにして出荷しています。
「ベール荷ほどき中」 「品目・品質ごとに山になっている」
品質グレードが細かく決まっており、グレードの低いものは古着としてではなく廃棄物として、原料として他の使い道として利用され、インドで毛織物に再生され、マレーシアの電力会社で電気を作る原料として利用されているとのことです。
「コンベアで選別され、古着になれなかった衣類」
こちらの工場から車で10分のところに、カンボジアの国境があります。カンボジアの国境まで連れて行ってくれた時の写真です。
明日は、仕分け後の古着を実際にプレスしているところをレポートします!
◆タイ出張レポート~工場編⓶~ はこちら
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◆タイ出張レポート~食べ物編⓵~ はこちら
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