BLOG

ブログ

商品・サービス
土気営業所

営業所でお宝発見!? 「もったいない精神」は地球を救うかも

 

これが古紙? 当社に入ってくる回収品をチラ見せ!

 
お世話になっております。
斎藤英次商店、土気営業所です。
 
年度が替わって、はや1か月。
新生活を始めるにあたり、不要なものを断捨離された方も多いのではないでしょうか。
営業所でもこの時期は毎年、テキストや本類が大量に入ってきます。
 
そんな雑誌の山には、まだ読めそうな古本も沢山あるのですが、
基本は全て製紙会社で溶かし、紙の原料にリサイクルしてしまいます。
(ちなみに古紙問屋では、本でもノートでも全部「雑誌」と一括りでまとめています。)
 
読書好きの私としては、まだ読める本が
本としての寿命を終えてしまうのはもったいない!
 


 
①
ということで、ちょっと雑誌ヤードの回収品を覗いてみました。
多くが行政回収品なので、紐に束ねられたり、袋に入ったりしたチラシ・雑誌類が山積みになっています。
まともな本は少ないかな?



①
と思いきや、状態の良い本類も結構ありました!
これなら本棚に並んでいてもおかしくないレベル。
せどりをされている方には垂涎の的かも。
 
一度目につくと気になるもので、一般家庭から出る古紙の中にも、
まだかなりの数の本が眠っていることが分かりました。
 
①
なかなか買わないような大型の本もあるので、ちょっとじっくり見てみたところ…
『クルーグマン ミクロ経済学』裏面を見ると、なんと価格は「5500円」
調べると中古でも3000円以上の値が付いていました。
内容も充実しているのにもったいない…
 


 
私たちは普段、紙がゴミになってしまわないよう、
リサイクルすることで再利用を行う資源循環に貢献しています。
 
でも、その際に「読みもの」としての本の価値は失われ、
紙から新たな本を作るのにまた多くのエネルギーが割かれることを考えると、
「リサイクルすれば良い」という考えで終わってはいけない気がします。
 
最近は、リサイクル(再資源化)だけでなく、
そのままの形で再使用する「リユース(再使用)」という言葉も一般化してきました。
 
当社でも、長らく関わってきた古紙というジャンルの中で、
より環境負荷が少なく、モノの価値を最大化できるような取り組みを考え、
積極的に活動していきたいと思います。
 
その足掛かりとして、当社回収の雑誌類を
リユース(再使用・再販)用に提供するテスト販売をはじめました!
まだまだ手探り段階ですが、ここ土気営業所から始まった新たな取り組みなので、
関心を持たれた方はぜひサイトを覗いてみてください!
 
古本販売「リユース・パートナーズ」専用サイト
▶ https://saitoeijicojp.wixsite.com/reuse-partners
㈱斎藤英次商店
土気営業所
 


一覧へ戻る