「シュレッダー」と「溶解処理」を徹底比較!
~シュレッターとはここが違う!~ 機密文書「溶解処理」の仕組み
年度末になり、機密文書や保管文書の処分を検討する時期がやってきました。
機密文書、皆さんはどのように処分していますか?
よく聞かれるのは、「焼却処分」「シュレッダーにかけている」というような声。
しかし実は、シュレッダーとリサイクルは非常に相性の悪い組み合わせです…
今回は、シュレッダーがなぜリサイクルに悪いのか、そして
より環境負荷少なくリサイクルするにはどうしたらいいかについて、ご紹介します。
シュレッダー古紙の真実
シュレッダー古紙は、主に以下の2つの理由から、リサイクルに不向きな古紙とされています。
|➀ 紙の繊維がずたずたに…
シュレッダーにかけることで、紙の組織を結合させている繊維が細かく切断されてしまいます。
繊維が短くなってしまうと、結合が弱まり紙の強度が下がってしまうため、リサイクルできる回数もどんどん少なくなっていきます。
|➁ 回収後に飛散して上質な古紙が無駄に…
営業所では、回収したシュレッダーを袋ごとベーラーという大型のプレス機にかけて圧縮します。
その際、袋などが破れてしまうこともあり、飛散して汚れてしまったシュレッド紙はリサイクルができなくなってしまいます。
機密文書 結局どうすれば良い?
このような理由から、当社では機密文書の処分を「溶解処理」にてご案内しています。
溶解処理では、箱詰めされた文書をそのまま巨大な溶解処理設備(パルパー)に
投入することで、紙を繊維レベルまでドロドロに溶かしていきます。
パルパーでは、紙と水を巨大なミキサーのような装置で撹拌し、繊維を傷付けること無くほぐしていきます。
ほぐれた紙は、「古紙パルプ」という紙の原料となり、それを再び漉き直すことで新しい紙に生まれ変わります。
この方法だと、紙のリサイクル効率が上がるだけでなく、「シュレッダーにかける」という作業自体が必要なくなるので、
より手軽にリサイクルで環境貢献することができるのではないでしょうか。
当社では、シュレッダーに代わるサービスとして「ハコメル(機密文書溶解処理サービス)」を提供しておりますので、
ぜひ皆様の環境貢献活動にお役立てください!
*ハコメル(機密文書溶解処理サービス)の詳細はこちら
▶ https://www.saito-eiji.co.jp/service/hacomel/
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㈱斎藤英次商店