普通救命講習に参加させていただきました。
ひさしぶりの更新になります。
季節も移り替わり、最近ではめっきり冷え込んでまいりました。
我が家の愛猫も布団にもぐりこんだり、膝の上で暖をとったりと自由気ままに寒さを凌いでおります。
この寒さで体調を崩す人も多いようですね。
街行く人にもマスクをつけて苦しそうに咳き込んでいる人も多くみかけるようになりました。
風邪だけでなく冬場は浴室と脱衣室の温度差により発生するヒートショックで急に倒れてしまう人も多いそうです。
正確な数字はわかりませんが、年間1万人以上もの人がヒートショックによる入浴中の急死に至っているようです。
さて、今回はそのようなヒートショックなど命にかかわる事態に直面した際にかかわる講習についてのお話です。
社会福祉法人くちなし様主催 普通救命講習
11月18日
当社土気営業所の所在する千葉土気緑の森工業団地に同じく所在しております社会福祉法人くちなし様の主催する普通救命講習に参加してまいりました。
当社からは千葉営業部から5名参加し、応急手当の基礎知識や心肺蘇生・AEDによる救命措置、止血法などの命に係わる事態に対応する方法のいくつかを学びました。
消防士の方からの熱心な指導もあり、講習後は全員普通救命講習修了証をいただくことができました。
講習の内容ですが、特に心臓マッサージと人工呼吸を繰り返し行う心肺蘇生では、なかなかうまく呼吸を入れることができなかったりマッサージの姿勢を正しく保てなかったりと難しかったです。
当社の社員の中には風邪でマスクをつけたまま人工呼吸を行っている社員もいたのですが、実際の場面ではうまく呼吸を入れることができるのか、助けようとした人から傷病者へ病気が感染することはないのかという不安も……
AEDの使用法についても名前は知っていても実際の使用法は知らなかったので、とても参考になりました。
さっそく普段よく行く施設の中のどの位置にAEDがあるのかを探してみると、意外と多く目につくのに驚きます。
より効果的な心肺蘇生を行うことにより、生存率を大幅に高める文明の利器……今回学んだことを忘れず、また定期的に最新の使用情報を知っておくことできちんと活用できるようにしておきたいですね。
今回、救命措置について学ぶだけでなく、同じ工業団地の方と一緒に学ぶことができたのもとてもいい経験になりました。
目と鼻の先にある施設や企業でも、普段の業務だけでは残念ながらあまり交流の機会はありません。
くちなし様が行っている具体的な障害者支援の取り組みについても少しではありますが、知ることができ、社会福祉の必要性やその役割の重要さについてあらためて考えることができました。
こういった機会を生かして積極的に学び、事業の中だけでなく社会全体に貢献できるような人間になりたいと思います。
広報委員会 華の二十代 藤永
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(普通救命講習についても取り上げられています。ぜひご覧ください!)